スタッフブログ-1578


【先生から学んだ昔の日本】

先日、翻訳で競合入札に参加し落札できないという事がありました。これは何も珍しいことではなく、入札の場合はほぼ落札はできません。風の噂で落札価格を聞くと、私どもの仕入れ値(翻訳者への支払い)より更に低い価格で落札されていた事もありました。

う~ん。なかなかシビアな世界!

翻訳対象の文章は経験が必要な繊細なものでした。翻訳者の腕が必要です。私共に依頼をいただけなくても、外国に出して恥ずかしくない翻訳者が落札されることを願っています。内容は日本文化に関してでしたので、尚更・・・・
そんな昨今の競合入札事情に関して、外国人である翻訳者と雑談をする中こんな事を教えてもらいました。

『江戸時代、正札(しょうふだ)といって掛け値なしの料金表示をして、幕府が業者を指定する制度があったそうです。(ちょうど競合入札の逆のイメージでしょうか。)それによって、価格よりも質が重視されたため、職人の腕が上がり日本の産業はレベルの高い発展を遂げたそうです。』

恐らく、大きな問題が発生するだろう事も予想できる制度ですが、それでも何か商売する上で大事な事を教えてもらった気がしました。まさか、日本人ではなく、外国の人から教わるとは思いませんでしたが・・・