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2025.5.27スペイン語で自己紹介してみよう!基本フレーズや押さえたい表現をご紹介

スペイン語を勉強し始めてみたけど、「自己紹介」の場面ではどういったやりとりがあるの?どんなフレーズがあるのだろう?と不安に感じていませんか。この記事ではスペイン語で自己紹介をするための基本フレーズ・使い方・文化的背景なども解説していきます。
この記事を読んで自分のことをしっかりと伝えられるようになりましょう!

スペイン語でよく使う挨拶フレーズ

会話を始める前の挨拶フレーズを何種類かまずは押さえておきましょう!

日本語 スペイン語 発音
初めまして Mucho gusto. ムチョ グスト
こんにちは Hola. オラ
お会いできて光栄です Me encantado de conocerle. メ エンカンタド デ コノセールレ
お元気ですか? ¿Cómo estás? コモ エスタス
調子はどう? ¿Qué tal? ケ タル

 

スペイン語の自己紹介基本フレーズ

スペイン語の自己紹介基本フレーズ

スペイン語での挨拶と聞くとまず「Hola(こんにちは)」が出てくるでしょう。基本のあいさつフレーズからどんな展開に持っていけば良いのかなども踏まえて3ステップで取り組んでみましょう!

STEP1: 名前・出身・年齢などを伝えよう!

まずは自分の基本情報から伝えるフレーズに触れてみましょう!

日本語 スペイン語 発音
私の名前は〇〇です。 Me llamo 〇〇 メ ジャモ 〇〇
私の名前は〇〇です。 Mi nombre es 〇〇 ミ ノンブレ エス 〇〇
私は〇〇です。 Soy 〇〇 ソイ 〇〇
日本出身です。 Soy de Japón. ソイ デ ハポン
私は〇〇歳です。 Tengo 〇〇 años. テンゴ 〇〇 アニョス

STEP2: 職業や趣味も加えてみよう!

プラスアルファとして、自身のオリジナルの内容も加えてみるとより、自然な流れになるので加えてみましょう!

日本語 スペイン語 発音
私は学生です。 Soy estudiante. ソイ エストゥディアンテ
私は〇〇で働いています。 Trabajo en 〇〇 トラバホ エン 〇〇
旅行が好きです。 Me gusta viajar. メ グスタ ヴィアハール
音楽が好きです。 Me gusta la música. メ グスタ ラ ムシカ

STEP3: 相手にも聞き返してみよう!

会話を広げるためにも相手に話題を振ってみよう!

相手に聞き返すフレーズとしては、カジュアルな聞き方フォーマルな聞き方の2種類を覚えておきましょう。

  • カジュアル・・・¿Y tú?(イ トゥ?)
  • フォーマルに・・・¿Y usted?(イ ウステッド?)

自己紹介で気を付けたい文化的ポイント

自己紹介で気をつけたい文化的ポイント

スペイン語で自己紹介をする際に気をつけたい文化的なポイントをいくつか紹介します。基本のフレーズはあるものの、使用する単語などはその状況や相手との関係性などを考慮して使い分けることでより自然な会話になるので、いくつか押さえておきましょう!

「tú」と「usted」の違い

Túとustedの違いとしてはラフな場面かフォーマルな場面かで使い分けましょう。

Tú・・・túは相手が友達や同年代などカジュアルな場面で使うようにしましょう。

Usted・・・ustedは年上、初対面、ビジネスなどフォーマルな場面で使うようにしましょう。

初心者におすすめなのは、最初はustedを使って丁寧に話すことにしましょう。相手がtúでいいよと言ってくれることも多いので、ustedを使うことがベターと言えます。

スペインでは、túを使うことが比較的一般的ですが、メキシコやコロンビアなどの中南米では、ustedを重んじる文化が強めになっています。

 

出身地や名前を言うときに込められる配慮

「Soy de Japón(日本出身です)」はOKですが、国名に続けて文化的な一言を添えると印象が良くなります。

 

例:

Soy de Japón, un país en Asia.(日本、アジアの国です)

Es un lugar muy bonito.(とても美しい場所です)

これは「自分語り」ではなく、会話を広げるための気遣いとして喜ばれます。

 

名前の言い方

スペイン語圏では、苗字を含めたフルネームを名乗るのが一般的です(例:Carlos Gómez Ramírez)。

自己紹介で「Me llamo Yuki」だけでもOKですが、フォーマルな場では「Me llamo Yuki Tanaka」とフルネームにすると丁寧です。

 

避けるべき話題や言い回し

スペイン語で話をする際に、文化的背景から避けるべき言い回しがあるので押さえておきましょう。

  • 宗教や政治(特に対立のある国の出身などに触れること)
  • 経済的な話(職業についても、収入レベルに踏み込むのはNG)
  • 外見や体型に関するコメント

日本では悪気なく聞くような話でも、スペイン語圏では失礼と受け取られることがあるため注意が必要です。

使いやすい各単語例

それぞれのシチュエーションで使えるようなそれぞれの単語をいくつか紹介しますので、それぞれ見てみましょう!

職業

日本語 スペイン語 発音
医者 Médico-a メディコ・メディカ
看護師 Enfermero-a エンフェルメロ・エンフェルメラ
料理人  Cocinero-a コシネロ・コシネラ
販売員  Vendedor ヴェンデドール
教師 Profesor-a プロフェソール・プロフェソーラ
弁護士 abogado アボガド
経営者 Dueño-a ドゥエニョ・ドゥエニャ
会社員 Trabajo en 〇〇 トラバホ エン 〇〇
学生 Estudiante エストゥディアンテ
銀行員 Bancario-a バンカリオ・バンカリア
エンジニア Ingeniero-a インヘニエロ・インヘニエラ
旅行業者 Agente de viajes アヘンテ デ ヴィアヘス

 

年齢

日本語 スペイン語 発音
0 Cero セロ
1 Uno ウノ
2 Dos ドス
3 Tres トレス
4 Quattro クアトロ
5 Cinco スィンコ
6 Seis セイス
7 Siete シエテ
8 Ocho オチョ
9 Nueve ヌエべ
10 Diez ディエス
11 Once オンセ
12 Doce ドセ
13 Trece トレセ
14 Catorce カトールセ
15 Quince キンセ
16 Dieciséis. ディエスィ・セイス
17 Diecisiete ディエスィ・シエテ
18 Dieciocho ディエスィ・オチョ
19 Diecinueve ディエスィ・ヌエべ
20 Veinte ベインテ
21 Veintiuno ベインティウノ
30 Treinta トレインタ
40 Cuarenta クアレンタ
50 Cincuenta スィンクエンタ
60 Sesenta セセンタ
70 Setenta セテンタ
80 Ochenta オチェンタ
90 Noventa ノベンタ
100 Cien シエン

実践例を通してイメージしてみよう!

実践例を通してイメージしてみよう!

ある程度の基本フレーズをしったところで、実際の会話例などを通してイメージしてみましょう!

ただ単にフレーズを暗記するのではなく、どんな順番で、どんな場面で使うのかをイメージしながら読んでみてください。

Juan:

¡Hola! Me llamo Juan. ¿Cómo te llamas?

オラ メ ジャモ ホアン コモ テ ジャマス?

こんにちは!私の名前はホアンです。あなたのお名前は?

Yuki:

Hola, me llamo Yuki. Mucho gusto.

オラ メ ジャモ ユキ ムチョ グスト

こんにちは。私はユキです。初めまして。

Juan:

Mucho gusto, Yuki. ¿De dónde eres?

ムチョ グスト ユキ デ ドンデ エレス?

はじめまして、ユキ。どこ出身なの?

Yuki:

Soy de Japón. ¿Y usted?

ソイ デ ハポン イ ウステッド?

私は日本出身です。あなたはどこ出身ですか?

 

Juan:

Soy de México. ¿Qué haces? ¿Estudias o trabajas?

ソイ デ メヒコ ケ アセス? エストゥディアス オ トラバハス

私はメキシコ出身です。何をしている方ですか?学生?社会人?

Yuki:

Soy estudiante. Y me gusta mucho la música. ¿Y tú?

ソイ エストゥディアンテ イ メ グスタ ムチョ ラ ムシカ イ トゥ?

私は学生です。私は音楽が好きです。あなたはどうですか?

Juan:

Soy médico. ¡Qué bien! A mí también me gusta la música.

ソイ メディコ ケ ビエン ア ミ タンビエン メ グスタ ラ ムシカ

私は医者をしています。いいですね!私も音楽は好きです。

まとめ

スペイン語の自己紹介では言葉そのものよりも、「どう伝えるか」が大事になってきます。

相手との関係性や文化的背景などを少し意識するだけでコミュニケーションの質は大きく変わってきて、気配りや丁寧さなどはスペイン語が完璧でなくても相手にしっかりと伝わります。

スペイン語を勉強するときは、ただのフレーズの暗記ではなく、文化的な理解を持って理解することで、より安心して自己紹介などができる状態になるでしょう。

いかがでしたでしょうか?まずはスペイン語の入り口として自己紹介を紹介してみましたが、他にもスペイン語を学ぶ上で初学者の方向けの記事も発信していますので、そちらも併せて読んでみて下さいね!

この記事の執筆者

鹿島 龍太朗

高校時代はカナダの現地校で生活をし、帰国後上智大学外国語学部スペイン語学科にてスペイン語を修学。 0からスペイン語の概念や基礎文法などをその人のレベルに合わせながらお手伝いします。 初学者の方でもわかりやすいように教えることができますので、一緒に学んでいきましょう!