2022.7.11上手なプライベートレッスンの使い方

今日は「上手なプライベートレッスン」の使い方を皆様にお伝えしたいと思います。

欧米アジア語学センターはプライベートレッスン専門のスクールです。

〇〇語を話せるようになりたい!と思った時、皆様の目にまず浮かぶのは「スクールに通う」事だと思います。

思い立ったが吉日!翌日体験レッスンを受け、入会書を書いて、お金を払って、毎週レッスンに出席。これで私も〇〇語スピーカー!!

と夢見たものの、数か月後に見た現実は初歩文法も理解したかどうか疑わしい自分・・・・。

という経験はありませんでしょうか?

これが現実で、多くの方が通った道だと思います。

どんなに有名スクールに通っても、百年のノウハウが詰まったカリキュラムに沿って学んでも、習得できる事はごくわずかなのです。

何故でしょうか?

多くの方が間違えてしまうのは、語学習得を可能にするのは自分自身ではなく、「卓越した教授法」、「ノウハウが詰まったカリキュラム」だと勘違いして、スクール側のスペックばかりに目が行ってしまうからではないでしょうか。

※もちろん、講師が優秀である必要がある、という事に異論はありません。

 

語学は通うだけ(インプットだけ)では、ものになりません。

インプットして、体系を整理し理解して、運用の練習をする。

また、上記の語学システム習得と並行してイディオムを身に付け、

それらを反復する事でようやく、たどたどしくも話せるようになっていきます。

これらはレッスン中にする事は難しく、コツコツとした日常の努力が必要です。

想像よりも、きつく長い道のりです。

語学学校としてネガティブな事を言うのは無責任な態度に見えてしまうかもしれませんが、これが現実だと考えています。この本質を無視して「通うだけでペラペラ!」「聞き〇す〇けで、話せる。赤ちゃんはみんなそうですよね。」などと、現実から乖離したことを伝える方が誠実な態度ではないと思うのです。

※話しは逸れますが、赤ちゃん時代に持っていた脳の神経伝達物質は幼児になる頃には、ほとんどなくなって、大人になると20%(ごめんなさい。曖昧です。)くらいまで落ちてしまうそうです。「赤ちゃんでもできる」のではなく、「赤ちゃんだからできる」なのです。

 

ですから、本当に語学習得で大切なものは教室ではなく、自宅の部屋で身に付けるものなのです。

では、そういう事ですので今日から死ぬ気で自習頑張ってください!!

 

 

 

 

 

 

という事では、語学スクールとしての存在意味がありません。

では、私たちスクールにできる事は何か?

私たちは講師が講師であるだけではなく、「コーチ」である事が重要だと思っています。

講師はレッスンを定期的に行い、知識を皆さんに授けます。

でも、それだけでは、先ほど申し上げたように生徒さんはレッスンを受けて満足するだけで、実際に身に付ける事はできません。

そこで、講師がコーチである事が必要なのです。

講師は教える事プラス、

・生徒さんの目標、達成希望時期

・生徒さんが一日に勉強に使える時間

を把握して

使える時間でできる課題を提出します。生徒さんは課題を通して、文法体系の整理、運用練習、イディオム習得を進めていきます。また、講師はモチベーション維持に必要な検定情報の提供(+叱咤激励!)、映画、コンテンツ等の教材紹介などをしていきます。

生徒さんは、週1回のレッスンだけではなく、1か月・1年、数年という大きな時間を使って講師と二人三脚で語学を身に付けていくことができます。

これが、当校の理想とするプライベートレッスンです。

講師採用の面接の際には、必ず講師とこの価値観を共有して実践してもらっていますし、

生徒の皆様にも、体験レッスンの時に積極的に講師からその姿勢を引き出すようにお勧めしています。生徒さんがコーチングを受ける事に能動的な方が成長も早い。

 

どうでしょうか。

これは、目的・レベルが受講者毎にばらつきがある方が集まるグループレッスンでは実現が難しく、プライベートレッスンでのみ可能な生徒さんと講師との関係性です。

本気で語学を身に付けたいと思われる方。欧米アジア語学センターのマンツーマンレッスンでコーチングを受けてみませんか?