2015.3.23ブラジル人の名前

ブラジルでは聖書に出てくる名前が多い

皆さんこんにちは、ブラジルポルトガル語教師のナターリアです。今日から一週間に一回ブラジルのお話しを少し書いていきたいと思っております♬学習面はもちろんですが習慣、食文化などブラジルの特徴を織り交ぜながらテーマ事に書いていきます。皆さんぜひブラジルのプチ知識として読んで下さいね。宜しくお願いします。

今日のテーマは名前です。私の名前“Natalia”(ナターリア)はクリスマスに関係があるんですよ。ポルトガル語ではクリスマスを”Natal”(ナタウ)というのですが、私の生まれた日がクリスマスに近かったために、このNatalを使いNataliaになったそうです。日本人は子供に名前を付ける時には、漢字の画数やバランスに注意しつつ、名前そのものに意味を持たせようとしますが、ブラジル人の多くは、一般的に使われている名前から自分が好きな名前を選ぶ事が多いです。例えばキリスト教の方が多いため為、聖書に出てくる名前として、”Maria”(マリア)、”José”(ジョゼー)などがよく選ばれます。

ミドルネームを付ける習慣も

またミドルネイムを付けることも多いですね。日系の方々は、日本語の名前をミドルネイムに使う事が多く、例えば”Paulo Tadao Endo”であれば、日本語名のTadaoがミドルネームになります。それから、ブラジル人の名前は、お父さんの名字はもちろん、お母さんの旧姓も入れる事が多いため、長いということも特徴の一つです。例えば”Ana Maria Braga Carvalho”であれば、Anaはファーストネイム、Mariaはミドルネイム、Bragaは母の旧姓、Carvalhoがラストネイムとなります。フルネームを覚えるのが大変・・・・(^^;

外国人の名前が付けられる事もあります。自らの経験の事です。ブラジルで病院の待合室で順番を待っている時に受付の方が“マコト”お入りください”とアナウンスしていたので、日系人の方かと思いとみたら黒人の方だったということもありました。。。(^^;

 

右:ナターリア先生 左:生徒さん

右:ナターリア先生 左:生徒さん