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2016.1.30≪第13話≫ ダビッド先生のドイツ・ドイツ語情報局 【スピーキング学習のコツ】

Hallo!

今まではドイツの文化とかについて書きましたが、今日から語学編です!

第1話の「ドイツ語はどんな言葉?」でも多少書きましたが、ドイツ語は基本的にローマ字読みです!変な「くちのヨーガ」は、日本人からしてみて、あんまり必要ありません。でも「喉のヨーガ」は必要かも…!?その訳を説明したいと思います…。

日本語ができるドイツ人はよく発音を褒められるんですよ。でも実は、ドイツ語と日本語の発音が似ているだけです。両方とも「固い言葉」です。ドイツ語はたまたま、日本語の発音の「ふ」と「わ」以外、全部カバーしているので、ドイツ人が新しく覚える必要のある発音はこの二つだけだと言ってもいいでしょう。だから日本語の発音は、ドイツ人にとってそれほど難しくありません。(漢字は別次元ですが…)

じゃ逆もそうかと聞くと、残念ながらドイツ語には日本語にない発音がたくさんあります…
カタカナでは言い表せない子音のみの「T」とか「K」とか。しいてカタカナにすれば「トゥ」か「ク」になるでしょう。

でも一番難しいのはドイツ語の「R」でしょう。喉の奥で作る音です。日本人の生徒さんはよく「G」、つまり「ぐ」に聞こえると言いますが、ドイツ人の耳には、大きく聞き分けができます。ドイツ語の「R」は「G」より喉の下の方、うがいをするときに使う部分を鳴らすことでできる音です。なので発音の授業でだいたい最初はうがいのフリをすることから始めます(笑)RRRRRRRRRRって。それを少しずつ短くして、R、R、R…という感じです。
日本語だと「R」と「L」の違いはないのですが、ドイツ語にはしっかりあります。ドイツ語の「L」は日本語の「る」の発音より、舌を前歯と口蓋の歯肉の境目に付けるのではなく、前歯近くで舌が口内に浮いたままでつくる音です。舌を出しても「L」に聞こえます。

この例だけで分かりますが、他の外国語もそうでしょうけど、ドイツ語に関してはカタカナで覚えると大事な発音を覚えきれないと思うんですよね… 目安だけにしておきましょう。
例えば「ルーダー」というドイツ語。「R」で書いて「Ruder」っていうとボートの「舵」ですが、「L」で書いて「Luder」だと「男たらし」になってしまいます…。
もちろん全ての「R」と「L」の間違えはこういうきわどい言葉になるわけじゃないですが、時と場合によってはぷぷっと笑うようなことを言ってしまうことになってしまいます。(ボクも昔、日本語の「上着」と「浮気」を言い間違えたことがありますよ〜(笑))

でもそれでいいんです!!

スピーキングを上達したいなら、間違えるのを恐れないのが一番。今まで全く知らなかった、新しい言葉を覚えようとするわけですので、最初から完璧を求めるのは無理です。
赤ちゃんだって母国語を覚えるのに時間がかかりますよね。うちの弟はチビ子のとき、「か行」が言えなくて、「ココア」を「トトア」と言っていたのを思い出します。でもココアを飲みたければ「トトア」「トトア」の連発しかなかったわけです。そうやって堂々と間違ってもゴールにたどり着いたわけですよ。

語学も一緒です。赤ちゃんと同じように少しずつ覚えていくと、いつの間にかわかるようになります。
そのときまで語学は間違ってなんぼです!間違って悔しい想いをして上達するのでどんどんドイツ語を使いましょう〜★

って、ここが実問題ですよね。ドイツ語の勉強で一番挫折率が高いのは、初級の初級です。
ドイツ語の文法は複雑ですし、英語みたいに日常的に聞かないので、最初は単語も知らないし会話中心の授業は馴染みのある言葉(英語など)よりかは難しいです。だからか、基礎を独学でやろうとしたけど、わからなくて途方にくれて初めてレッスンを受けに来てくれる人も多いような気がします。

発音の練習や会話の練習は教科書相手とはどうしてもできないですね。そこが先生の役割です。
頭に入れるのは自分ですが、レッスンを応用編にし、間違えるのを恐れずにどんどん会話を広げようとする人は、一番上達が早いです!

家でも、やっぱり耳も慣れさせた方がいいので、ドイツのラジオ、音楽、映画などを視聴することをオススメします。分からなくてもなんとなーく耳が慣れますよ。
ボクも子供のときに常に日本のアニメの字幕版を見てたおかげで耳は最初からかなり慣れていました。当時、意識的に勉強していたわけじゃないのに。
なので、ぜひドイツ語を家事のBGMにでもしてください!

来週もスピーキングスキルアップのコツを教えちゃいます♪
Also bis dann!
(では、またね!)