2017.1.27ドイツ語スピーキング学習のコツ 【Eri先生編】

Hallo, guten Abend! (こんばんは)

いよいよ、コラムも10回目を迎えました。お目通し頂き誠にありがとうございます。

今日は皆様にスピーキングのコツをお伝えしていこうと思います。

控え目で、聞き手に回る傾向にある日本人にとってスピーキングは特に苦手とする分野ではないでしょうか?

まず、スピーキングが苦手な方にとって、その場を切り抜けたいと思われている方にアドバイス出来るとしたら、会話の主導権を自分が握る事です!

これは自分だけが、永遠に語るという意味ではなく、答えが返って来ても自分が理解出来る質問をする。つまり、自分の分野に相手を引き込むという事です。

後は、相手に長く語らせず相槌を打ったり、少し口を挟んでみるというのも自分がその間、考えを整理する為にも重要です。分からない、どうしようもない!となってしまったら、質問を流して、違う話を切り出すという事もとても大事だと思います。シーンとなってしまうよりも会話が弾ませる事が大事です。

前もお話しさせて頂いた事ありますが、トライする時に初めは文法が間違っているとわかっていても、相手に伝えるという事を優先させる。しかし、ある程度やはり文法が出来ていないと通じない時もあるのでその時は、日本語でいう「えーっと…」(also, irgendwie, ja, aber…) などを前置きして考えている事を表明して下さい。

少し横暴なやり方かもしれませんが、初めはこのぐらいの勢いで試してみて下さいね。通じた!が話す事が楽しいとなっていくのでその気持ちを大事に頑張って下さい!

 

Eri Honda

■筆者:Eri

中学卒業後、単身渡独。
持ち前のプロ精神と負けず嫌いで生徒さんを
引っ張る頼れる講師。
強い意志を持つ反面で親しみやすい明るさも
併せ持っています。