2020.4.22許先生の中国・中国語情報局【自宅学習のこつ】

みなさん、こんにちは。大家好!
欧米・アジア語学センター、中国語講師の許です。
今日のトピックは、「自宅学習のコツ」です。

今、インターネットがなくては生活が成り立たない時代ですね。おかげで、中国語の勉強に役立つリソースが多くあり、自宅で学習することが完全に可能になりました。ただし、自宅学習の一つのメリットは自律性があってはじめて言える事です。「今日疲れたから、明日にまたやる」と思っているうちに、学習の効果がどんどん無くなります。なので、以下の要点を押さえていただくと、学習の効果が保てます。

 

・集中的に目標を作って学習する

自宅で学習する場合、短期でゴールできる目標を設定して一気に学習する方がより効果的です。自宅という環境の下では、「語彙、文法、リスニング、リーディング」の項目が学習できます。一ヶ月と決めて、HSK2級の単語を丸暗記することとか。あるいは、2週間で毎日リスニングを30分練習するとか。苦にならない限り、ちゃんと達成できる目標であれば、なんでもいいです。私は日本語能力試験N1を目指していた時期に、週三回じっくりと単語や文法を復習して毎日朗読することを自分に課し、週末の時には好きな映画とドラマを見ていました。なので、中国語検定試験(http://www.chuken.gr.jp/)やHSK(http://www.hskj.jp/)を目指すこともとてもお勧めです。

さらに、毎日テープかオンライン教材の音声に従って、シャドイング練習をすることをお勧めします。「語彙」の練習は単独で練習を必要はありません。「リーディング」の練習をする時に、「語彙」の学習も合わせてする事をおすすめします。そして、「語彙」の学習する時に、似たような表現があれば、ぜひまとめてメモをとってください。「文法」では、特に習得しにくい項目(例えば、補語)を優先的に学習してから簡単な文法項目を学習して記憶効果を図ります。

 

・「書く、スピーキング」はオンライン授業で

自宅学習では、「書く、スピーキング」は先生の指導と話す相手がいないとできません。便利な世の中で、オンラインで授業を受ける事ができます。こういう風に書きたいけれども、どうしてもうまく表現できないなどの悩みが無くなります。先日ご紹介した「中国語で日記を書く」をぜひオンライン授業で教師の指導を受けてみてください。そして、毎日中国語で会話するのもオンラインで受講可能です。もちろん、欧米アジア語学センターでオンライン講座もやっています。

 

・気分転換にする

自宅で学習する時に、続けられない時がおそらくやってくるでしょう。気分転換に中国語の歌を聴いたり、映画を見たり、(上級学習者には中国の番組を見る事もお勧めします)あるいは簡単な中華料理を習ってみたりもいいです。

少しシンプルに見えるかもしれませんが、上記の3点をうまく押さえていただければ中国語独学が上達するでしょう!
ぜひ試してみてください。
また来週お会いしましょう。

中国語講師 許 家瑶

筆者・中国語講師 許 家瑶