今日生徒さんとお話ししていて、筆記体が悲劇的に難しい・・・という話しが出たので、どんなものかと調べてみました。
webで検索して一番最初に出てきたのがプーチンのメモ(走り書き?いたずら書き?)!!
下に写真を掲載しているのですが、はっきり言って「文字じゃない」これはプーチンがふざけているんだな、と思い他の画像も見てみたら他にも体を成さない文字がたくさん出てきました!…
ここで、ようやく僕はロシア語筆記体の恐ろしさを知ったのです。
先生に聞いたところ、ロシアでは自分の文字も読めなくなるほど筆記体は省略されており、難解だそうです。
そうなんだ・・・
それじゃ皆さ校講ん、筆記体なんて避けて通りましょう!
と言いたいところですが、非常に残念なお知らせをしなければなりません・・・ロシアでは手紙はもちろん、ビジネスや書類のやり取りなどはすべて筆記体で書かれているようで、ロシアで生活するならば、または深く関わるならば、筆記体の読み書きは避けては通れない道のようです。
それにしたって、ブロック体のキリル文字でさえ難しいのにどうやって覚えたらいいのでしょう?
当校講師のイリーナ先生からおすすめの学習法を伝授してもらいました。それは「写本」です。
もちろん、本ではなくテキストや新聞など何でもいいのですが、出版物はブロック体で記載されているので、それを筆記体に変換してノートに書き写すのです。もちろん、筆記体を覚える事が目的ですので、意味を掴もうとする必要はありません。
また、筆記体で日記を書くのもいいでしょう。レッスンの時に先生に添削をしてもらえば文法や表現の練習を兼ねる事も可能です。
せっかく始めたロシア語です。是非ロシア人と同じように筆記体で読み書きをできたらかっこいいと思いませんか?!
※生徒さんがレッスンの出席表にロシア語筆記体を使ってサインをされている姿を見て、男前!と思いました。
ロシア語レッスン:https://fij.tokyo/course/russian/
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【写真説明】
右:プーチン 下が問題のメモです。
左:当校講師 ジダーノワ イリーナ