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2015.8.4≪第16話≫ナターリア先生のブラジル・ポルトガル語情報局  【テキストの見つけ方Ⅱ 2日目】

テキストの見つけ方に関して、昨日の続きです。

今日始めてご覧になる方は、一つ前の記事からご覧ください!

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動詞の活用法を勉強する時には、なるべく口に出しながら色んな活用法を5回以上書くのがおすすめですね。動詞の意味と活用法がしっかり身に付いたらマイフレーズを作って先生に見てもらい、その文章をフレーズ毎覚える!レッスン中、先生は動詞の活用の決まり事、法則を中心に授業を進めて行くことが一般的ですが、その法則を理解した上で、あとは自分で色んな動詞を活用した文章を作って行くと、飛躍的に語学力がアップします。また、先生がこんな使い方もありますよと、いわゆる特殊な使い方を紹介した際は、確実にノートに書いておきましょう!

次に単語について。ポルトガル語の中には、日本語に訳しにくい、または使い方が全然違う単語があります。例えばポルトガル語で[conhecer]という単語を辞書で調べると「知っている」と書かれています実際の意味は「行った事がある、見た事がある、実際にその人と会った事あるから『知っている』」という背景まで含んだ意味を持っています。例えば「Você conhece o Brasil?」と聞かれますと意味は「ブラジルに行った事がありますか?(行ったことがあるから知っていますか?)」になります。このように正確な意味を理解しておかないと、行ったこともないのに、「知っています」と答えて、その後の会話がチグハグになってしまうかもしれません。
ポルトガル語の単語を増やす為には、たくさんの文書を読む、例えば新聞や雑誌の記事とか、インターネットの広告とか、とにかく多くの単語に触れることですね。毎回壁にはぶつかると思いますが、それが成長の一歩ですから。また、やはり文章を読まないと単語単体の意味を知っていたとしても、どのように使っていけば良いのか、どのように書けば良いのかなかなか習得できませんので。

スラングやリアルポルトガル語(日常会話)はSNSの書き込みを読むのが良いと思います。口語のまま皆さん書く事が多いので。
ある程度単語や動詞の使い方が分かってくると、次に前置詞と定冠詞または前置詞と不定冠詞の組み合わせという新たな壁に苦労することとなります。この壁を乗り越えるには、ブラジル国内で使われている参考書を使うのがオススメです。ブラジル人も国語としてポルトガル語を勉強するわけですが、ブラジル人を対象とした参考書は、日本で売られている参考書と比較し、問題数が圧倒的に多いため、弱点克服の為の練習にはもってこいなのです。日本人が不得意とするこの壁を超えるには、とにかく多くの問題に取り組むことが鍵になると思います。
最後にオススメの参考書をまとめて紹介します。

☆独学者(初心者)向けのオススメ参考書
DHCポルトガル語講座(欧米アジア語学センターとDHCがコラボして作られた参考書です。)
http://www.edu.dhc.co.jp/houjin/portugal.html

☆初級編
「生きたブラジルポルトガル語初級」
http://www.amazon.co.jp/dp/4810200493

「ゼロから話せるブラジルポルトガル語」
http://www.amazon.co.jp/dp/4384056818

「NHKポルトガル語口座」
http://www.amazon.co.jp/dp/414213177X

☆ビジネスにおすすめは
「ニューエクスプレスブラジルポルトガル語」
http://www.amazon.co.jp/dp/4560006482

☆中級編
「生きたブラジルポルトガル語中級」
http://www.amazon.co.jp/dp/4810200663

☆練習問題オススメ参考書
「新ベージックブラジルポルトガル語」
http://www.amazon.co.jp/dp/4885959918

「falando,lendo,escrevendo」
(ブラジルの参考書ですがアマゾンでも買えます)
http://www.amazon.co.jp/dp/8512540109

☆リスニングオススメ参考書
「Brasil-ブラジルポルトガル語リスニング」
http://www.amazon.co.jp/dp/4384056761

もちろん上記の参考書はあくまでも私のオススメですが、本屋さんには他にも沢山の参考書がありますので、実際に手に取って自分に一番合った物を選んで下さいね。
それから、リスニングは参考書に付いてくるCDでも構いませんが、それにプラスをし。例えばNHKのラジオ(ポルトガル語)を聞いたり、YOU TUBEでニュースを見たりするのが良いでしょう。