許先生が中国語の教区の歴史をご紹介。中国の政治経済も一緒に知る事ができます。


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許先生の中国・中国語情報局【中国の教育事情】

みなさん、こんにちは。大家好!

欧米・アジア語学センター、中国語講師の許です。

今日のトピックは、「中国の教育事情」です。

中国の学校制度は日本と同じく、小学校から大学まで「6・3・3・4」が基本です。高校には普通高校以外に中等専門学校(4~5年)や職業高校(2~3年)が、大学には本科(4~5年)のほか、短大に相当する専科(2~3年)、職業技術学院(2~3年)があります。では、以下のキーワードに分けて簡単に中国の教育事情をご紹介します。

1)「競争」

中国の教育事情をご紹介しようとしたら、まず頭に浮かぶワードは「競争」です。1949年中華人民共和国が創立されて以来、人口はいくつかの段階を経て上がり続け、ピークを迎えました。そんな中で今60代の人は兄妹4~5人がいるというのはごく普通です。あまりの人口増化で国の経済発展に支障が出たため、1979年から2015年まで人口削減政策が導入されました。いわゆる「一人っ子政策」です。そのような施策をしても、多数の受験生が限られた教育機会を勝ち取るため、競争するということが続いています。

中国人は子供の時から大人になるまで、受験の連続です。良い幼稚園、小学校に入ろうとすれば受験が必要です。高校や大学への進学のために、もちろん、統一試験である「中考」「高考」を受けなければなりません。中国人は大人になるまで、ずっと「競争」「競争」の世界で頑張っているのです。高校入試と大学入試は「まるで千人、万人が一本の橋を渡るようだ。」と表現されるほど、強烈な競争です。

2)「大学入試」−かつては人生で一回しか運命を換えられない試験だった-

中国の大学入試は、同じ試験日(毎年6月)に全国統一で試験を実施しています。昔は、浪人制度もあまりなかったので大学入試は人生での一発勝負だとよく言われていました。それに、「いい大学に合格する」=「卒業後、いい就職が決まる」という時代だったので、「大学入試」は人生で一回しか運命を換えられないチャンスだと思われていました。

試験科目や配点は決めるのは各省が独自に決め、「3基本(国語・数学・外国語)科目➕文系科目/理系科目」のパターンが一番多いです。試験時間は各科目2時間半で合計10時間、2日間行われます。

高校一年生は3の基本科目以外に、文系科目と理系科目をすべて勉強します。2年生に進学すると、文系科目が得意な学生は文系クラスに入り、理系科目が得意な学生が理系クラスに行きます。

私達の世代の高校生活は「高考」を中心に、少し大げさにいうと、1日も休まずに三年間頑張りました。いい大学を目指して、受験勉強の他は頭に何も入れない生活が、今の私にとってとても不思議な日々でした。共に勉強したり、悩んだり、時々愚痴を言い合ったりしていたクラスメートは今でも大切な友達です。

3)「拡招」

昔の「大学入試」は非常に難しく、進学率が今より随分低い時代がありました。1978年以来改革開放が行われて、大学教育を受ける人材の社会的な需要が拡大されます。しかし、大学への進学者が少ないため、中国政府は1999年「拡招」と呼ばれる、大学定員を大幅に増やす政策を打ち出しました。さらに、私立大学も認められて大学に進学する人がどんどん増えて中国の大学進学率が連年上昇しています。

4)211 と985

中国では、あなたの大学は「211」ですか「985」ですか?とよく聞かれます。それは、それぞれ「211プロジェクト」と「985プロジェクト」という二種類のプロジェクトを指しています。「211プロジェクトは」国の発展のため大学の競争力を強めていく方針で、21世紀に向けて教育・研究・管理の基盤を強化すべき100校を選抜して、1993年に制定されました。1998年には欧米の一流校レベルを目指して更に40校を選抜して重点的に投資しました、これが「985プロジェクト」と呼ばれています。

大学に進学しやすい環境の中、211と985というプロジェクトに入る大学に進学するのは簡単なことではないですね。千人、万人が一本の橋を渡る「競争」がまだまだ続いています。

以上は、今回の中国の教育事情の内容でした。また今度お会いしましょう。下次见!

高考

筆者:許 家瑶先生

筆者:許 家瑶先生

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