海外のお風呂事情を調査!日本と全然違う海外のお風呂の入り方

健康管理

2023.11.25

海外のお風呂はシャワーしかない場合や、バスタブがあってもお湯を張る習慣がないこともあります。日本では多くの家庭にバスタブ付きのお風呂があり、毎日お風呂に入る人も多いでしょう。 海外のお風呂と日本のお風呂の仕様は違います。海外のホテルなどでバスタブの使い方に戸惑ってしまうかもしれません。 今回は、日本とは違う海外のお風呂事情や、海外でのお風呂の入り方をご紹介します。

日本と海外|お風呂に対する意識の違い

日本と海外|お風呂に対する意識の違い

実は海外では、日本のように湯船にあたたかいお湯を張って、ゆったりと浸かる習慣はあまりないのです。

日本では体を清潔に保つ目的だけでなく、お風呂に入ることで1日の疲れをとったり、ゆっくり湯船に浸かって体をあたためたり、リラクゼーション効果を期待している人も多いのではないでしょうか。

一方、ヨーロッパやアメリカなどの海外では、お風呂は単純に体の汚れを落とす目的で入るケースがほとんどです。朝のシャワーは、汗や汚れを流すための行為として習慣化されています。

全国の温泉地を訪れたり、毎日家庭のお風呂でくつろげたりするのは、日本ならではの贅沢なお風呂の楽しみ方かもしれません。

欧米のお風呂の特徴

海外のお風呂の特徴としては、シャワーのみが設置されていたり、バスタブの中で体を洗う構造になっていたりする点です。

海外のほとんどのバスルームには、日本では一般的な洗い場がありません。基本的に、トイレと隣り合ってシャワールームやバスタブが設置してあります。

海外のお風呂に近い形として、日本のビジネスホテルでよくある「トイレ・お風呂・洗面台」が同じスペースに設置されているタイプをイメージするといいでしょう。

また、映画やドラマでよく見る海外のお風呂シーンでは、バスタブに泡を浮かべていますよね。あの泡はおしゃれな演出というわけではなく、バスタブの中で体を洗う方法の一つです。

日本ではバスタブにお湯を張ってくつろぎますが、海外では少量のお湯をためて体を洗ったり、シャワーのお湯受けたりする役割が大きいかもしれません。

欧米のバスタブ式お風呂の入り方

欧米のバスタブ式お風呂の入り方

欧米式のバスタブでお風呂に入るときの方法をご紹介します。日本や海外のホテルでも試してみてくださいね。

①バスタブに1/3程度のお湯をためる

海外ではトイレや洗面台と同室にバスタブが設置してあることが多いです。バスタブの外にお湯が跳ねたりあふれたりしないように、湯量はバスタブの深さの3分の1程度までを目安にしましょう。

日本のホテルなど縁にカーテンがついている場合は、水ハネ防止のために浴槽の内側にカーテンを垂らします。

②お湯を泡立てて髪や体を洗う

バスタブにためたお湯にバスフォームやバスジェルを入れて泡立てます。このお湯と泡を使って体を洗ったり頭を洗いましょう。

シャンプーやコンディショナーを使って髪を洗いたい場合は、最後にシャワーを使うのがおすすめです。

③お湯と泡を洗い流す

体や髪を洗い終わったらバスタブの栓を抜き、お湯を流します。

海外ではシャワーを使わずにそのままタオルで泡を拭き取る人も多いようです。

海外ホテルのお風呂での注意点

海外のホテルでは、シャワーの水圧が弱かったり、お湯が出なかったりするトラブルがよくあります。

日本はきれいな水が豊かな国なので、たくさんの水をあまり意識せずに使っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、海外のほとんどの地域では水が非常に貴重なものとして扱われます。タンクにお湯をためている地域もあり、家庭によっては「シャワーを使うのは5分まで」などルールが決められていることもあるのです。

ホテルで使える英会話フレーズ

海外のホテルでも日本のようにお風呂に入りたい方は、宿泊する部屋にバスタブがあるか確認しておくといいでしょう。

そのほか、海外ホテルのお風呂で使える英語のフレーズをいくつか紹介します。

Do you have a room with a bathtub?

部屋にバスタブは付いていますか?

I want to change rooms to one with a movable showerhead.

可動式のシャワーの部屋に替えてください。

I’d like a room with a hot shower.

お湯が出るシャワーの部屋をお願いします。

There is no hot water, so I’d like to change rooms.

お湯が出ません。部屋を替えたいです。

本スクールでは、さまざまなシーンに合った英語を学べるコースを用意しています。外国人講師に本場のお風呂事情を聞いてみてはいかがでしょうか。

まとめ

海外と日本ではお風呂に対する意識や、バスルーム自体のつくりが異なります。

お風呂に対する意識として、日本では「1日の疲れを癒すリラックス空間」ですが、海外の多くの国では「効率的に体を綺麗にする場所」としての役割が強いです。

また、欧米のバスタブ式のお風呂の入り方も紹介しました。バスタブにお湯をためて浸かるというよりは、バスタブのお湯で体を洗うイメージが近いかもしれません。

海外のホテルでお風呂に困らないためにも、英語のフレーズを覚えておくのがおすすめです。

この記事の監修者プロフィール

欧米アジア語学センター編集部

ネイティブ講師を中心に、各言語100名を超える経験豊富なプロフェッショナル講師が在籍しています。 当校では、短期間で効率的に語学を習得していただく事を重視して、「わかりやすい日本語で、論理的に教える事ができる」事が講師に求められています。 特に英語以外の言語は、初めて学ぶ方が多く、習得まで与えられる時間が多くない事から必須のスキルだと考えます。また、受講者様のニーズをしっかりキャッチして、それをレッスン内容に反映する能力=コミュニケーション能力を講師に要求しています。 教授メソッドの再現性が求められる画一的・マニュアル的な大手スクールとは違う、オーダーメイドのスクールならではレッスンをご提供しております。